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2021.11.11

【輝け!土佐藝情◆華の祭典〜平穏の祈りも新たに〜 出演報告】

今回は高知スタジオスタッフ、結城あすか先生からのレポートです。
 
 
2021年10月29日(金)、ご縁をいただき
高知舞台藝術集団主催「輝け!土佐藝情◇華の祭典 〜平穏の祈りも新たに〜」という舞台に参加させて頂きました。
 
高知における様々な舞台芸術を有機的に構成統括して魅力ある舞台芸術を提供し、郷土の文化芸術の振興発展と次世代への継承、人材育成を目的として発足された高知舞台藝術集団」
 
新型コロナウィルスで疲弊する世の中に、芸術のエネルギーで少しでも明るさが届けられたら。という想いで創造が始まったこちらの舞台。
野中秀鳳先生、主催の皆様をはじめ、舞台制作に携わって下さった皆様、心を寄せて下さった皆様に心より御礼申し上げます。
 
様々なジャンルの芸術が集まり開催され、どの作品も素晴らしく感動!たくさん刺激をいただきました。
 

 
スガジャズダンススタジオは
『今ここ』〜踊り 祈り 生きる〜 をテーマに発表しました。
 
踊りとは何か、私たちにできることは何か。何をしなくてはならないのか。
さらに想いを深め、考え続けました。
 
ジュニアクアラスのナンバーは和太鼓による心の鼓動が呼び起こされる音楽に乗せたエネルギッシュな踊りを、Teens・一般・インストラクターによるナンバーは今のコロナ禍で苦しむ方の心に何かを届けられたらという想いを込めて制作しそれを確信し伝えていきたいと、皆で一生懸命汗を流し作ってきました。
 

 
インストラクターは2つのナンバーで、吟詠と踊りの融合という新しい世界の作品を
秀鳳流日本吟詠会 宗家 野中秀鳳先生のご指導のもと、二代家元 野中秀宗先生と制作、
披露させて頂きました。
舞台最後のナンバーとして踊らせて頂いた「鎮魂の祈り」は、想い半ばで旅立っていった魂へ捧げる作品としてお稽古を重ね、呼吸と心、意識の調和で作っていきました。
秀宗先生とのお稽古は毎回がたくさんの学びと感動に溢れていました。
 
 
 
 
 
無事に本番を迎えることができ、どのナンバーもお客様からあたたかい拍手と応援を頂き、
精一杯踊らせて頂きました。

子どもたちは練習中もさることながら、本番が一番生き生きと目を輝かせて踊っていました!
ジャズダンスと和の文化の融合を目指して作った衣装、インストラクター手作りの小物に目を輝かせてくれる子どもたちの姿も印象的でした。
 


踊らせてもらえる場所があることのありがたさ、目標に向かって一生懸命取り組むことができるありがたさ、皆で踊れることのありがたさ。
改めて気づかせていただいたことを大切に、そして「踊りで皆に元気になってもらいたい!」という気持ちと行動を、これからもつなぎ続けていきたいと思います。
 
 

 
制作にあたり楽曲をお借りした岡野弘幹先生、ご協力下さった梶原徹也様、誠にありがとうございました。
 
「中止になってもしかたない」ことばかりの今。
それでも、きっとできると信じて作ってきた時間は、私たちの宝物になりました。
だから、もし、形にすることが叶わなくても、失うものはないのかもしれない、ということも知りました。
 
 
私たちにできることはないか?今こそ、何か動かなければ!と、作ってくださった舞台への想い。
それは多くの人を「よさこい」「IZANAI」につなげてくれた、須賀先生の想いそのものであると
今わたしたちがすべきことはたくさんあると、改めて感じます。
 
 
また次のステージへ、皆様と共に歩ませて頂けますように。
今後とも、よろしくお願い致します!
 
 
一定期間、youtubeで本公演の配信を行っております。
下記にURLを記載しておりますので、どうぞご覧くださいませ。